こんにちは!
山奥まで足を延ばして、南相木村にあるダムまでやってきました。
一番最初に訪れた時には、凄いところに、大きなダムがありスケールの大きさに圧倒されていて、ダムの仕組み、や規模的なことには興味がありませんでしたが、今回はキチンと見てきましたので紹介します。
ダムの概要
ダム事業者 | :東京電力リニューアブルパワー株式会社 |
所在地 | :長野県南佐久郡南相木村 |
位置 | :北緯36度00分16秒、東経138度39分13秒 |
河川 | :信濃川水系南相木川 |
堤体積 | :7,300,000m3 |
流域面積 | :6.2km2 |
湛水面積 | :59ha |
総貯水容量 | :19,170,000m3 |
有効貯水容量 | :12,670,000m3 |
堤高 / 提頂長 | :136.0m / 444.0m |
着工 / 竣工 | :1997年 / 2005年 |
ダム湖名 | :奥三川湖(おくみかわこ) |
ダムの種類 | :ロックフィルダム(中央土質遮水壁型) |
利用目的 | :発電 |
施工業者 | :前田建設工業、大成建設、大林組、青木あすなろ建設 |
関連施設 | :神流川発電所、上野ダム(奥神流湖) |

このダム一面に敷き詰められている白い石は”石灰岩(せっかいがん)”という岩石です。
南相木村はかつて大理石を採掘しており、この石灰岩はダム湖に向かって正面の採石場から切り出されたものです。

石灰岩は、もともと火山島や海底火山の町歩にできたサンゴ礁の残骸といわれています。
今からおよそ3億年~2.5億年前に、このサンゴ礁が崩れて海底に堆積し、さらにそれが海洋プレートの移動によって今の日本列島の付近にやってきて、その後の地殻変動によって陸上に押し上げられたと推測されます。
ちょうちょやま(モニュメント)
こちらの広場では、大理石で作られて「ちょうちょやま」のモニュメントがあります。
その奥には、雪化粧をした八ヶ岳がのぞめます。

この日は、暖かくダムを見ながら、お弁当を広げている方もいらっしゃいました。


ウズマク広場


ダムから、ウズマク広場を見下ろすと渦が巻いているかのようにデザインされていました。実際、その場所を歩いてみると、かなりの数の「鹿の糞」が見られました。
朝晩となると、鹿のたまり場となっているのでしょうか?
また、熊注意の看板もありましたので、時間帯等によっては注意が必要ですね(゚Д゚;)
糞を踏まないように、周辺を素早く散策して、そそくさと帰ってきました。
アクセス
・南相木村役場から南相木ダムまで約15km(車で約25分)
・滝見の湯(長野県南佐久郡南相木村5633-1)から南相木ダムまで約12km(車で約20分)
・佐久ICから車で80分
・須玉ICから車で90分
・冬期間(12月上旬~4月中旬)は奥三川変則交差部~南相木ダム間が通行止めとなります。
(南相木ダムに行くことは出来ません)
・御巣鷹山トンネルは一般車両の通行はできません。
★奥三川湖と周辺の水路では魚の採取は禁止されています。また、ダムの周辺は国有林のため無許可での動植物の採取は禁止されています。
ダムカード
ダムの管理棟にダムカードを配布してある情報を入手しました。
帰り道にあるところなので、寄っていきました。

配布場所は、滝見の湯のフロントで配布していました。
カードを貰うには、南相木ダムと書かれたモニュメントを写真にとってフロントで開示すると入手できます。

滝見の湯の入口を入ると、釣りキチ三平が出迎えてくれました。
更に、入り口には水槽がありシナノユキマスが優雅に泳いでいました。
なぜ?ここに三平?と思いましたが、この施設の横には、立岩湖という湖があり、そこでシナノユキマスを釣ったストーリーの漫画があったことを記憶しています。(記憶違いでしたら、申し訳ありません。)それでかと勝手に納得しましたが、、、
コロナ渦でもあるので、マスク着用して、体温測定を行い対応して頂きました。


全景はこうなっているのですね。
ダムも訪れることがありますので、御朱印と一緒に収集してみたいと思います。

コロナが終息したら、この温泉施設にも伺ってみたいと思います。
住所:〒384-1211 長野県南佐久郡南相木村5633-1
TEL: 0267-91-7700
【営業時間】
・10:00~21:00(4月1日~12月30日) ※現在営業時間短縮中
・10:00~20:00(1月2日~ 3月31日)
【休館日】 毎月第二・第四火曜日(祝日の場合は翌週)
【入浴料】大人450円(中学生以上)・小人300円(4歳以上小学生)
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